金色のビルが周辺環境へ悪影響 ~基準法なく解決の糸口見えず~

写真は(C) TAN LUCから引用

ダナンで建設中の金色(ゴールド)のガラス建材が使われ、光の反射で周辺住民や交通参加者などへの影響が懸念されており、都市建築の色彩問題について関心が高まっている。

複合施設、高層マンションでゴールドのガラス建材を使用

今回問題となっているのは、SHB銀行が投資する15階建ての複合施設と、Vicoland建設・住宅開発グループが投資する31階建ての高層マンション「Risemount Apartment Danang」。いずれも外壁部分がゴールドのガラス建材で覆われている。SHB銀行、Vicolandグループともに

「建設工事は認可の範囲内だ。ガラス建材は海外からの輸入品で建設基準を満たしている」としている。

認可の範囲内であれば問題なし?

建設省科学技術環境部によると「建築物に使用するガラス建材は反射率、熱吸収係数、熱伝達率などの基準を満たすこと」が条件だという。また、色彩については建設工事における効果的なエネルギー利用に関する国家規格(QCVN 09/2017/BXD)で定められている。各地域の管轄機関は、これらに基づき適切な都市景観を維持するよう建築色彩など具体的な規定を定めている。 

現行法では規定なし

 
ダナン市建設局によると、現在はガラス建材の屋外反射率に関する規定がなく、今回の件を受けて建設工事におけるガラス建材の使用に関する指導公文書を公布した。具体的には、投資家やコンサルティングファーム、建築請負業者は暖色系(赤、金、オレンジなど)や反射率の高いガラス建材の使用を避けるように提言し、使用したガラス建材が環境に影響を与えた場合は、法規定に従い修繕の上で損害賠償などで被害を克服するよう求めている。

しかし、現行法ではガラス建材の色彩や反射率に関する明確な規定がないため、それらが環境に及ぼす影響を評価できないのが実情だ。

引用元:Tuoi Tre 3月2日, 3月3日

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