新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で外出が制限される中、スマートフォンアプリ(スマホアプリ)で不動産物件の取引が行われている。
スマートシティ・スマートマンション開発を手がけるLDG社は、3Dスキャンを駆使したマンション内覧システムを開発した。これにより場所を選ばすモデルルームの内覧が可能となる。
ホーチミン市在住の個人投資家H氏は、4区の高級マンション「Sunshine」に1戸を購入した。内覧から取引成立までの所用時間はわずか数時間だったという。H氏は「ホーチミン市街地の不動産物件は希少で、COVID-19が終息後を見込んで市街地の高級マンションは潜在的利益になり得る」と話す。
1区在住のP氏もこのスマホアプリでマンション物件を購入した。「内覧や契約手続き、代金の支払いなどが全てオンラインで便利」だという。
このようなムーブメントはSunshine GroupやVingroup、CenGroupなどがパイオニアとなって進めており、業界が変わりつつある。
不動産業界にもCOVID-19の影響が及び、デジタルソリューションの活用は喫緊の課題となっている。
引用元:VnExpress 4月3日