写真はnglish.vov.vnから引用
新型コロナウイルスの影響を受けながらも、ベトナムの不動産市場は短期的に回復する――。
専門家の間でこうした声が出ている。ベトナムでは新型コロナウイルスの流行を抑え込んだことが不動産市場にとって追い風になるという。
2020年第1四半期(1~3月)のベトナム不動産市場での取引件数は1万3042件となった。これは前年同期から60%のマイナスとなったとともに、過去4年で最低水準となっている。
取引されたのは集合住宅、戸建て住宅、土地、コンドテル、リゾート、ビラなどだったが、不動産市場は低迷した。
しかし、政府はベトナムの不動産市場は凍結しているわけではなく、安定して推移していると指摘する。新型コロナウイルスの流行にもかかわらず、不動産物件の価格は安定しており、特に住宅価格は若干の伸びがみられる。
ホーチミン市不動産協会は、不動産市場は回復力があるとみている。住宅需要が伸びており、市場は新型コロナウイルスの流行終息後に迅速に回復するとみられるという。
引用元:Voice of Vietnam 5月14日